暖快Talkroom

IT業界一筋で永年過ごし、70歳で引退後、自由気ままに過ごしている団塊世代が綴るトークルームです。

前回、ホテルに忘れ物について記述したが、忘れた物が物だけに
帰っても家に入る事が出来ない。

車のキーがなくても、とりあえずは公共機関で家まで辿り着く事は
出来るが家の鍵がないからである。

幸い、隣に引っ越して来た息子達に家のスペアキーを預けていたので
訳を話して家に辿り着く頃、家にいてくれと電話した。

ところが、義理の娘が空港まで行きますと言ってくれた。

息子達にできる限り、迷惑をかけたくないと思っているので
「いいよ」と言ったものの、どうしても来てくれると言うので
実際には公共機関で帰るのは大変だし、義理の娘の言葉に甘えることにした。

車のスペアキーの場所を教え、そのキーを持って、孫と一緒に出口で
待ってくれている姿を見て、急な事にも嫌な顔一つせず対応してくれ
こんなに有り難い事はないと思った。

息子が隣に引っ越して来ても、生活スタイルが全く違うので、干渉するような
事になってもいけないので、付かず離れず、適当な距離を保ようにしていたが
いざという時頼りになる息子家族。

年を取るに従い、息子達に迷惑をかけてはいけないという思いが強く
さじ加減は難しいが、少しは甘えてもいいのかなと思った次第である。

老いは容赦なくやってくる。

これからの過ごし方を、もっと見直す必要がありそうだ。

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沖縄旅行でのもう一つの大きな事件は、家の鍵と車のキーをホテルに忘れたことである。

ホテルをチェックアウトして、リムジンバスに乗り、うつらうつらとしていた処
ふっととんでもないことに気付いた。

ホテルのセーフティーボックスに入れていた家の鍵、車のキー、免許証を忘れたのである。

まずは忘れたことをホテルに電話し、伝える。

確かに忘れており、忘れ物一式を確認できた。

那覇空港に着き、一呼吸おいて、ホテルに電話し、とりあえず、自宅に帰り、
荷物を送ってもらう事にした。

然し、事はすんなりとは運ばない。

忘れ物1セット宅急便で送って貰えれば良いと簡単に考えていたが、大間違い。

このようなトラブルはレアケースのようで、ホテルで色々と送る方法を検討してくれた。

その結果、免許証、車のキーホルダー、家の鍵などがあると、ヤマトや佐川は使えず
使えるのは郵便局のみであることが判明した。

次に車のキーの電池は別送する必要があるというので、これは破棄してもらうことにした。

また、家の鍵のキーフォルダーに500円玉が、4,000円分有った。

これはお金なので、別に送る必要があると言う。

私は面倒な手間を省くため、4,000円以内で、お金以外のものが送れるのであれば
そのお金で送ってもらい、残りはジュースでも買って頂ければと言ったが、
それは出来ないと断られた。

結局、忘れ物一式を着払いで送ってもらい、お金も着払いで送ってもらうことにした。

確かに貴重品(鍵や免許証)、リチウムイオン電池、お金といったものを送るのは
そんなに簡単には行くわけが無い。

適当に1セットまとめて箱に入れ、宅急便で送るという考えもあると思うが
顧客に責任を持って忘れ物を送り届けるという明確な姿勢の基、きっちりと
対応してくれたホテルであった。

私のようなバカな客は少なく、非常にレアなケースのトラブルに対し
セキュリティ面を考慮した最善の方法で、ホテルは私に送り届けてくれた。

本当に感謝の一言である。

同時に、このようにきっちりとした対応をしてくれた信頼の置けるホテルには
また泊まりたいと思うものだ。

このようなホテルは廃れることなく、ずっと流行るだろう。

私は、部屋は最低グレードでも、ホテルだけはグレードの高いホテルに
泊まるようにしているが、その考えも間違っていなかったと思う。

最後の文章は言い訳がましい文章であるが、最も留意しなければならない点は
忘れ物をしないことであることを肝に銘ずべきと自分を戒めた事件であった。

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今回の沖縄旅行では、大きな事件が二つ起きた。

一つは妻がイヤリングを落としたことである。

レストランで朝食を取り、ショップを一回りしたついでに
かりゆしビーチリゾートも散策して部屋に戻った。

妻が「イヤリングを落とした!」と泣きそうな声で言う。

このイヤリングは、花びらの形をしたガーネットにシルバーを編み込んだ
作家もので、妻のお気に入りの1品である。

ガーネットなので、そんなに高いものではないが、遊びでちょっと
つけるには重宝している1品。

然も作家もの。

落としたら最後、もう2度と手に入らない。

妻の落胆ぶりがわかるので、一緒に、行った場所を辿って探すことにした。

まずEXESで立ち回った場所を探したが、どこにも無い。

フロントに行き、落とし物の届けはないか確認したが、届け出はない。

次にかりゆしビーチリゾートホテルの方にも回り、探したが見つからない。

こちらのフロントにも落とし物の確認をしに行ったところ、「有ります」
という返事。

妻のものであることを確認した。

ホテルの従業員が落ちているイヤリングを見つけ、フロントに届けてくれた。

私は「良かった!」と安堵した。

折角の楽しい旅行のはずが台無しになるところであったが
見つけて届けてくれたホテルの従業員のお陰で、思いで深い旅行に
することが出来た。

このホテルの素晴らしい点は、落とし物を捜して回ったショップや
レストランの従業員が捜し物をしていた私達を覚えてくれていて
「イヤリングはみつかりましたか?」と声をかけてくれたことである。

世界の誰もが言うように日本は良い国であることを、身をもって感じた
事件であった。

やはり住むのは日本が良い。

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